ダッジとイリュージョンステップ

ダッジとイリュージョンステップの回避処理

弓使いにはダッジ、イリュージョンステップの2つの回避効果を持ったスキルがあります。
これら2つのスキルの効果は、単純に足し算して考えるのは誤りです。

ダッジとイリュージョンステップの回避処理

まず初めにイリュージョンステップの回避判定が行われます。
Lv30であれば、成功率30%です。
回避判定に成功した場合、エフェクトが発生してイリュージョンステップによる回避が生じます。
このとき、ダッジの効果の「1秒間クリティカル」は適用されません。

イリュージョンステップの回避判定に外れた場合(Lv30なら70%)、通常の回避判定が行われます。
このとき、ダッジの回避率は元々の回避確率に加算して計算されます。
例えば、元々15%の確率で回避できる場合、ダッジLv10(30%追加回避)では、
15%+30%=45%の確率で回避できます。

少し分かりにくいので図で表してみます。
イリュージョンステップLv30(30%回避)、元々の回避確率15%、ダッジLv10(30%追加回避)とすると、
下の図のようになります。

イリュージョンステップ回避:30%、通常回避確率:31.5%、被ダメージ確率:38.5%

単純に足し算で考えたときより、実際の正味の回避率は下がります。

検証

厳密には統計処理した結果も必要なのでしょうが、あまり詳しくないので省略してしまいました。
一応問題がないことを確認してはいます。

なお、スキル改変以前のダッジ(Lv10で追加回避率20%)を用いた検証となります。

検証:回避処理順序と計算方法

物理回避値:1042/1061(イリュージョンステップ使用時)
スキル:ダッジ10(追加回避率20%)・イリュージョンステップ21(21%の確率で回避)
測定方法:ゾンビキノコ(Lv15・命中率23)に各400回接触してそれぞれの回数をカウントする

イリュージョンステップを使うとDEXが増加し、ステータスの回避値が変わってしまったのですが、
Southperry.net:[BB] All Known Formulasによると、通常の回避確率は
√(自分の回避率)×1%−√(敵の命中率)×1%−(敵とのレベル差×2%:敵の方が格下なら0)
であるようなので、DEXの増加による回避確率への影響は無視できると判断しました。

スキル観測した割合
(実際の回数)
被ダメージ通常回避IS回避
(1)なし71%
(284)
29%
(116)
-
(2)ダッジのみ52.75%
(211)
47.25%
(189)
-
(3)ダッジ+IS41.75%
(167)
36.5%
(146)
21.75%
(87)
IS:イリュージョンステップの略

(3)と(2)を比較すると、イリュージョンステップの回避判定(21%)が先に行われていることが分かります。
また、(3)の被ダメージ:通常回避=167:146=53.35%:46.65%なので、
イリュージョンステップ判定の後で通常回避の判定が行われていることが分かります。
DEXの増加による回避確率への影響を無視しても問題なかったことも確認できます。
更に、(1)と(2)の比較で、ダッジの追加回避確率が、通常の回避確率に加算であると分かります。

なお、上でも挙げた回避確率の計算式、
√(自分の回避率)×1%−√(敵の命中率)×1%−(敵とのレベル差×2%:敵の方が格下なら0)
が正しいと仮定したときの回避確率は次のようになります。

スキル被ダメージ通常回避IS回避
(1')なし72.00%28.00%-
(2')ダッジのみ52.00%48.00%-
(3')ダッジ+IS41.08%37.92%21.00%

実際に検証した結果とよく一致しています。
上記の計算式はおそらく解析によるものなので正しいはずなのですが、
それを裏付けられたと考えてよいでしょう。